一般社団法人リペアリフォーム推進協会
一般社団法人リペアリフォーム推進協会は、主に家屋、家具、クルーザー、オーディオ等のあらゆる修理や改善(リペアリフォーム)の普及を促進し、その品質向上や業界発展を目指して活動しています。さらに、技術者や職人の社会的地位を高め、年齢や性別を問わず、職人の育成や教育にも力を入れています。このような活動を通じて、社会にとって重要な役割を果たす団体として認知されることを目指しています。
理念
一般社団法人リペアリフォーム推進協会は、資格認定と人材教育、技術革新を通じて業界協力を深め、リペアリフォーム業界の発展と文化を確立します。
一般社団法人リペアリフォーム推進協会は、市場と顧客のニーズに応えることを目的とし、高品質なリペアリフォームサービスの提供を通じて社会に貢献します。
この目標を達成するために、資格認定を含む人材教育啓蒙活動を強化し、専門家の育成に注力します。
さらに、最新の技術革新を推進し、業界の発展に貢献する新たな方法を模索します。
協会はまた、業界内外の協力と連携を深めることで、リペアリフォーム文化の確立と普及を目指し、持続可能な社会づくりに貢献することを重視します。
これらの活動を通じて、協会は品質、教育、技術革新の各分野でリーダーシップを発揮し、リペアリフォーム業界の発展と社会全体の利益に貢献することを目指します。
1、資格認定:専門性の高いリペアリフォーム技術者の育成を目指し、業界標準の資格を設定・認定します。
2、人材教育:継続的な教育プログラムを提供し、技術者のスキルアップと専門知識の向上を図ります。
3、技術革新:最新のリペアリフォーム技術と材料の研究開発を支援し、業界の技術進歩を促進します。
4、業界協力:業界内外の団体や企業との連携を深め、共通の目標達成に向けた協力体制を構築します。
5、文化確立:リペアリフォームの価値と重要性を社会に広め、持続可能な文化の形成を目指します。
目的と事業
1、会員規定
(目的)
第1条 この規約(以下「本規約」といいます。)は、一般社団法人リペアリフォーム推進協会 (以下「当協会」といいます。)の会員の種別、入退会、入会金及び会費の納入、会員の権利義務その他の会員に関する基本的事項を定めるものです。
(会員種別)
第2条 当協会の会員は、正会員と賛助会員の2種とします。
2. 正会員は、当協会の目的に賛同して入会の申し込みをし、入会登録に必要な要件を満たしていると当協会事務局より認められた上で、第5条に定める入会金及び会費を当協会の指定した日までに納付した個人とします。
3. 賛助会員は、当協会の目的に賛同し、当協会の事業を賛助するため入会を申し込み、社員総会において入会を承認された上で、第5条に定める入会金及び会費を当協会の指定した日までに納付した法人又は団体(従業員を有する個人事業主を含みます。)とします。
4. 当協会の会員は、当協会の一般社団法人及び一般財団法人に関する法律上の社員ではありません。
(入会申込)
第3条 当協会の会員になろうとする者は、別に定める入会申込書を当協会指定の方法により事務局へ提出して入会の申込みをしなければなりません。
2. 当協会は、入会申込書が到達した日の翌月末日までに、所定の審査を行い、入会の申込みをした者に対して入会の可否を通知します。
3. 前項により、正会員として当協会への入会を認められた者は、第5条第1項に定める入会金及び年会費1年分を、賛助会員として当協会への入会を認められた者は、第5条第2項に定める入会金及び月会費2ヶ月分を、当協会の指定した日までに銀行振込により納付するものとし、当協会への入金日をもって入会日とします。なお、振込に要する手数料は入会の申込みをした者の負担とします。
(入会基準)
第4条 当協会の会員になろうとする者が次の各号のいずれかに該当する場合には、事務局は、理事の承認を得て、入会を承認しないことができます。
(1)当協会の目的に賛同していないと推認される活動、行動、発言、情報発信その他の行為をしているとき
(2)当協会の社員を除名され、又は会員の退会処分を受けた者であるとき
(3)入会申込書に虚偽の内容を記載し、又は誤記もしくは記入漏れにより、所定の審査に必要な情報を提供していないと認められるとき
(4)会員になろうとする者の事業もしくは商品が法令に違反し、又は著しく社会規範に反するものであるとき、又はその恐れがあると判断されたとき
(5)会員になろうとする者の事業もしくは商品が当協会の目的と相反するとき、又はその恐れがあると判断されたとき
(6)第9条第1項第7号に定める反社会的勢力に属すると判明したとき
(7)前各号のほか、当協会が不適切と判断したとき
(会費等)
第5条 正会員の入会金及び会費は、次のとおりとします。
(1)入会金
100,000円
(2)年会費
次のとおり
資格 : 通常会員(無資格)
年会費 : 12,000円
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資格 : コンシェルジュ会員(メイン)
年会費 : 36,000円
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資格 : ※スペシャリスト会員が兼任する場合
年会費 : 12,000円
------------------------------------
資格 : 同(マスター)
年会費 : 72,000円
------------------------------------
資格 : ※スペシャリスト会員が兼任する場合
年会費 : 36,000円
------------------------------------
資格 : スペシャリスト会員(3級)
年会費 : 24,000円
------------------------------------
資格 : 同(2級)
年会費 : 36,000円
------------------------------------
資格 : 同(1級)
年会費 : 72,000円
------------------------------------
資格 : 同(特級)
年会費 : 72,000円
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資格 : 同(師範)
年会費 : 108,000円
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2. 賛助会員の入会金及び会費は、次のとおりとします。
(1)入会金
100,000円
(2)月会費
一口 10,000円
口数は、当協会のご利用内容により異なります。
3. 会員は、年会費については毎年の指定日までに翌年分を、月会費については毎月の指定日までに翌月分を、銀行振込により前納するものとします。
4. 正会員が指定日までに翌年分の年会費を納付せずに、又は賛助会員が指定日までに翌月分の月会費を納付せずに2ヶ月経過したときは、会員資格を喪失するものとします。
5. 当協会は、当協会の発展を目的として、入会金及び会費の一方又は両方について、期間を定めてその一部又は全部を免除することができるものとします。
6. 会員は、前項に定める場合及び退会理由の如何を問わず、すでに納付した入会金及び会費の返金を求めることはできません。
(会員特典)
第6条 正会員は、当協会が定める「サービス利用規約」「資格制度利用規定」に同意することにより、次の各号に定める特典を受けることができます。
(1)当協会の保有するリペア、リフォームに関する情報の提供を受け、販促用ツールを利用し、又は施工方法の助言を受けること
(2)当協会の実施するリペア、リフォームに関する講習又は研修を受講すること
(3)当協会の実施する資格試験を割引価格で受験すること
(4)当協会の定めるリペア、リフォームに関する資格者として登録を受け、有資格者として活動すること
(5)当協会の提携する案件紹介システムを利用すること
(6)当協会の指定するDIY、リペア、リフォームに関する商品を割引価格で購入すること
2. 賛助会員は、当協会が定める「サービス利用規約」に同意することにより、次の各号に定める特典を受けることができます。
(1)当協会の保有するリペア、リフォームに関する情報の提供を受け、販促用ツールを利用し、又は施工方法の助言を受けること
(2)賛助会員の役員及び従業員が、当協会の実施するリペア、リフォームに関する講習又は研修を割引価格で受講すること
(3)賛助会員の役員及び従業員が、当協会の実施する資格試験を割引価格で受験すること
(4)当協会の指定するDIY、リペア、リフォームに関する商品を割引価格で購入すること
(会員の遵守事項)
第7条 会員は、次に定める事項を遵守しなければなりません。
(1)当協会の定款及び本規約その他当協会の定める規則ならびに当協会の決定に従うこと
(2)当協会の会費を納付すること
(3)当協会の提供する情報類の閲覧をするときは、当協会が定める手順に従うこと
(4)当協会を通じてリペア、リフォームに関する相談、助言、紹介、施工を行ったときは、所定の方法により、その内容ならびに経過及び結果を報告すること
(5)氏名又は名称、住所、所属機関その他会員及び特典の利用者の登録事項に変更が生じたときは、1ヶ月以内に所定の方法により事務局に届け出ること。なお、会員が変更の届出を行わなかったことにより不利益を被った場合、当協会はその責任を負いません。
(退会)
第8条 会員は、所定の退会届を事務局に提出することにより、退会届が事務局に到達した月の末日をもって当協会を退会することができます。ただし、未納の会費があるときは、未納分の会費を入金しなければ退会することができません。
2. 会員が次の各号のいずれかに該当したときは、退会したものとみなします。
(1)正会員が死亡し、又は失踪宣告を受けたとき
(2)賛助会員が解散の決議を行いもしくは解散命令を受け、又は賛助会員について特別清算開始もしくは破産手続開始の申立てがなされたとき
(3)第5条第4項に該当したとき
(4)次条により退会処分を受けたとき
(退会処分)
第9条 当協会は、会員が次の各号のいずれかに該当するときは、なんらの手続を要することなく当該会員を退会処分とすることができます。
(1)当協会の定款及び本規約その他当協会の定める規則ならびに当協会の決定に違反し、催促しても是正しないとき
(2)当協会の名誉を傷つけ、又は目的に反する行為をしたとき
(3)会員としての地位や特典を不正に使用し、又は第三者に使用させたとき
(4)当協会又は他の会員の業務の遂行に支障をきたす行為をし、催促しても是正しないとき
(5)当協会に届け出た連絡先に通知が到達しないことが判明した後6ヶ月を経過しても変更の届出がされないとき
(6)犯罪行為、著しく公序良俗に違反する行為をしたとき
(7)会員又は会員の代表者、役員もしくは実質的に経営を支配する者が、反社会的勢力(暴力団、暴力団員、暴力団準構成員、暴力団員でなくなったときから5年を経過しない者、暴力団関係企業、総会屋、政治活動・宗教活動・社会運動標榜ゴロ、特殊知能暴力集団等をいいます。)に属すると判明したとき
(8)前各号に定めるもののほか、除名すべき正当な事由があるとき
2. 前項により退会処分とされた会員は、2週間以内に退会処分に理由がない旨を所定の方法により事務局に申し出て、処分の撤回を求めることができます。
(個人情報の取扱い)
第10条 当協会は、会員登録及び特典を提供するに際して、会員が届け出た個人である会員又は特典の利用者本人を識別する情報(以下「個人情報」といいます。)を厳に秘密として管理し、本人の事前の承諾なく第三者に提供又は開示をしないものとします。ただし、次の各号のいずれかに該当するときは、当協会は、本人の事前の承諾なくして第三者に対して個人情報を提供又は開示することができるものとします。
(1)法令に基づく場合
(2)人の生命、身体又は財産の保護のために必要がある場合であって、本人の同意を得ることが困難であるとき
(3)公衆の衛生の向上又は児童の健全な育成の推進のために特に必要がある場合であって、本人の同意を得ることが困難であるとき
(4)国の機関もしくは地方公共団体又はその委託を受けた者が法令の定める事務を遂行することに対して協力する必要がある場合であって、本人の同意を得ることにより当該事務の遂行に支障を及ぼすおそれがあるとき
(5)個人情報保護法に違反しない方法で提供する場合
2. 当協会は、個人情報を次の各号に定める目的に限定して利用します。
(1)当協会が会員又は特典の利用者にサービスを提供するため
(2)会員又は特典の利用者の情報の管理
(3)前各号のほか、当協会のサービス提供に必要な業務
3. 第1項の規定にかかわらず、当協会は、前項の利用目的の達成に必要な範囲内において、個人情報の取扱いを第三者に対して業務委託することができます。
4. 会員の退会その他の事由により会員が会員でなくなった場合又は特典の利用者がその権利を失った場合、当協会は、その者の個人情報を、利用目的の内容に応じて消去又は廃棄します。
(守秘義務)
第10条 当協会及び会員は、当協会の活動を通じて知り得た相手方の業務上又は技術上の機密情報について守秘義務を負います。ただし、次の各号のいずれかに該当する場合はこの限りではありません。
(1)相手方から事前の承諾がある場合
(2)弁護士、会計士、税理士その他職務上守秘義務を負う者に開示する場合
(3)知り得た機密情報が次の1つに該当する場合
イ.開示を受けたときに既に公知であった情報
ロ.開示を受けたときに既に自己が保有していた情報
ハ.開示を受けた後に第三者から適法に取得した情報
ニ.開示を受けた後に、開示を受けた本協会又は会員の責によらずに公知となった情報
ホ.開示を受けた機密情報を使用せずに開示を受けた本協会又は会員が独自に開発した情報
へ.裁判所又は行政庁により適法に開示を求められた情報その他法令により開示が義務づけられる情報
2. 賛助会員は、役員又は従業員に当協会の特典を利用させるにあたり、本条の内容を周知させ、自らと同様の義務を守らせなければなりません。
(免責及び損害賠償)
第12条 当協会は、次の各号のいずれかに該当する場合でも、何ら法的責任を負わないものとします。ただし、第2号の場合には、当協会は、会員相互間の紛争の解決に努めるものとします。
(1)当協会の責めに帰すことのできない事由により、当協会の活動又は特典の提供が不可能になった場合
(2)当協会の活動に関して、会員相互間に紛争が発生した場合
2. 会員は、当協会の活動に関連して取得した資料、情報等について、自らの判断によりその利用の採否、方法等を決定するものとし、これらに起因して会員又は第三者が損害を被った場合であっても、当協会は一切の責任を負いません。
3. 前項にかかわらず、当協会が会員に対して万が一損害賠償責任を負う場合であっても、 その原因の如何に関わらず、当協会は、間接損害、特別損害、逸失利益ならびに第三者からの請求及び軽過失に基づく損害について、予見の有無に関わらず責任を負わないものとします。
4. 会員が退会した後も、本条の規定は継続して当該会員に対して効力を有するものとします。
(会員規約の変更)
第13条 当協会は、当協会の健全な運営を図るため、理事の決定により、本規約の全部又は一部の変更を行うことができます。
2. 本規約を変更したときは、変更後の内容及び変更の効力発生日を、当協会のウェブサイトに掲載して通知するものとし、会員は、その時点から変更された本規約に拘束されるものとします。
(通知)
第14条 当協会は、会員が当協会に届け出た連絡先に宛てて通知を発することにより、通常到達すべき時に当該通知が会員に到達したとみなすことができるものとします。
(準拠法及び管轄裁判所)
第15条 本規約に関する準拠法は、日本法とします。
2. 会員と本協会との間で紛争が生じたときは、東京地方裁判所又は東京簡易裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。
以上
附則
本規約は、2024年3月15日から施行します。
2、品質補償規定管理
品質保証規定管理では、部分補修は新品とは異なる価値を、定められた品質基準に沿ったサービスを提供することが重要視されます。
例えばアンティーク品の補修では、100年以上の時を経て愛用されてきた物の価値を尊重し、自然な劣化を保ちながら修復することが求められます。
部分補修の品質基準は、補修品が新品に近い機能を果たし、耐用年数を延ばすことを目的としますが、これには、適切な材料の選定や施工方法の適用、細部にわたる厳密な品質管理が不可欠です。
部分補修の特有の価値を理解し、消費者に伝えることは品質保証の一環であり、製品を新品に交換するよりも、環境への負担を軽減し、資源を有効に活用し持続可能にします。
また、新品の部分補修は、可能な限り元の品質に近づけることを目指します。
この品質を達成するためには、補修技術の研鑽、および技術者の教育とスキル向上が重要です。
資格認定制度を設けることで、専門家の技術と知識を標準化し、品質保証規定に基づいた一貫した高品質なサービスを提供できます。
これにより、部分補修の価値を最大化し、消費者に対して信頼と満足を提供するになります。
品質保証規定管理は、求められる品質と経済性の両面で効率的な施工をするために、重要な役割を果たします。
【8割の基準の仕上がりと自然なアート】
資格試験の合格基準である、8割とは、検定の合格基準を参考にしていただけるとご理解いただけます。
傷の箇所を知らない人が、目に止まらないこと、
傷の箇所を示した時、木目を描いたのがわかっても綺麗に仕上がっている、凄いと思える仕上がりです。
アンティーク家具の場合、補修箇所だけ、新品の品質で補修してしまうと、その補修箇所だけが逆に目立ってしまいます。
例えば、塗膜が、ヒビ入っていれば、それなりの補修が必要になります。
ポイントは価値をさげないことです。むしろ、より価値をあげる補修技術が必要です。
3、資格取得者管理
資格取得者管理に関して、一般社団法人リペアリフォーム推進協会は、公平性を重視した資格試験システムを設けています。
このシステムにより、リペアリフォームの技術力と対応力に関する知識の確実性を保証するため、厳格な基準に基づいた試験を実施し、合格者には資格を授与しています。
リペアリフォームスペシャリストの資格は、3級から特級まで複数の級に分かれており、各級は取得者の持つ技術の範囲と水準を示しています。
リペアリフォームコンシェルジュの資格では、資格取得後の毎年更新時に、希望者には顧客対応力の認定試験を行い、マスターへの更新が可能です。
協会は個人情報保護の観点から、資格取得者の情報を公開しませんが、資格の有無については、事務局への問い合わせを通じて確認できます。
このプロセスにより、資格保有者の技術力と対応力を証明し、業界全体の信頼性向上に貢献しています。資格保有者は、合格証書と資格証を通じてその資格を証明します。
これらの文書は資格の正当性を示す重要な証拠であり、資格の有効期限内であれば、その技術レベルが維持されていることを意味します。資格の有効期限が切れた場合、協会ではその技術レベルを評価できなくなるため、定期的な更新が必要です。
さらに、協会は資格保有者に対して、技術向上と知識の更新を促すために定期的な研修プログラムを提供しています。
これにより、資格保有者は最新のリペアリフォーム技術や業界動向に常に精通し、年に一度の技術認定更新を通じてその技術力を協会で証明します。
一般社団法人リペアリフォーム推進協会による資格取得者管理は、技術者の専門性を保証し、消費者に安心と信頼を提供するとともに、リペアリフォーム業界の品質向上と発展に貢献しています。
4、リペアリフォームコンシェルジュ育成
お客様のニーズに応え、適切なリペアリフォームのアドバイスを提供するため、一般社団法人リペアリフォーム推進協会は、リフォーム業者、建築会社、不動産業者、インテリアコーディネーター、リフォームプランナー、住福祉環境コーディネーター、施工管理技士、建築士などの専門家に対して、顧客中心のアドバイスができるようトレーニングを行います。
このトレーニングを通じて、部分修復の可能性を含めたリフォームの選択肢を顧客に提示できるようになります。
協会は公平な立場から、コンシェルジュが提案したリフォームプランに対して、コンシェルジュマスターがダブルのチェックを行うシステムを導入しています。
このプロセスは、提案の質を高め、エンドユーザーにとって最適なリフォーム解決策が提供されることを保証します。
このようにして、協会は顧客の立場に立ったサービスを実現しています。
資格試験の準備には、リペアリフォームの基礎知識、実際のケーススタディ、顧客カウンセリングの方法を網羅したテキストが用意されています。
これらの章を通じて、受験者はリペアリフォームの基本的なケーススタディと案件対応力の両面からスキルを深め、顧客に寄り添った提案ができる専門家としての資質を高めます。
このトレーニングと資格システムを通じて、協会はリペアリフォーム業界の専門性と信頼性を向上させ、顧客満足度向上に貢献しています。
専門家が顧客の要望を深く理解し、適切な解決策を提案できる能力は、リペアリフォーム業界の発展に欠かせない要素です。
5、リペアリフォームスペシャリスト3級、2級、1級、特級、師範
リペアリフォームスペシャリストの資格体系は、3級から特級、さらには師範という段階に細分化されています。
この体系は、リペアリフォーム業界における技術者の技術レベルと知識の幅を客観的に評価し、認定することを目的としています。
各級は、リペアリフォーム技術の基礎から高度な技術、そして指導者レベルの知識と技能を要求される段階までをカバーしています。
【3級】
3級は、リペアリフォームの基本技術と知識を有していることを示します。この段階では、簡単なフローリングの凹み傷を修復作業や基本的な材料知識に関する理解が求められます。このスキルだけでも十分に仕事に使えるスキルです。
【2級】
2級は、少し高度なリペアリフォーム技術で、ビス穴の補修、線傷の補修ができます。
この修復作業で、人工マーケットで求められるリペア技術を自立して仕上げられる能力を持ち、業界標準を満たす作業の実施ができます。
【1級】
1級は、より高度な専門技術と経験を兼ね備え、リペアリフォームの提案と施工を、実行できる能力を有する技術者です。
このレベルでは、複数のリペアができます。例えば、サッシの凹み補修、建具の単色の凹み補修、沓ずりの剥離調色塗装、フローリングの単板無し補修、技術的に難関で技術の応用能力が求められます。
【特級】
特級は、リペアリフォーム業界における最高峰の技術者に授与される資格です。
例えば、鏡面のキッチンパネル、建具の木目有り穴の補修、人工大理石の傷の補修、特級保有者は、特殊な技術力と豊富な引き出しと対応力を有し、新しい技術の開発や業界の革新に貢献できる能力を持っています。
【師範】
師範は、特級を超えるレベルで、リペアリフォーム技術の指導・教育において卓越した能力を有する者に与えられます。
師範は、後進の指導育成に加え、技術の伝承と業界の発展に深く貢献します。
この資格体系は、リペアリフォーム業界におけるプロフェッショナルのキャリアパスを明確にし、技術者が自身の技術向上と専門性の発展に励むための基盤を提供します。
また、消費者に対しても、サービス提供者の技術レベルを容易に識別できるメリットをもたらします。
6、商品、サービスの開発
材料メーカーと協力して、より良い補修材料の開発、及びサービスの創造を致します。
商品およびサービスの開発において、材料メーカーとの協力は非常に重要です。
一般社団法人リペアリフォーム推進協会は、プロ用の品質の高い補修材料の開発を目指し、業界の材料メーカーと緊密に連携します。
この連携の目的は、耐久性が高く、環境に優しい、そして経済的にも効率的な補修材料を市場に提供することです。
新しい補修材料の開発は、リペアリフォーム業界の技術進歩を促進し、消費者にとってより良い選択肢を提供するために不可欠です。
また、補修材料の革新は、サービスの質の向上に直接的に貢献します。
高品質な補修材料を使用することで、補修後の製品の性能を向上させ、耐用年数を延長することが可能になります。
これにより、消費者の満足度が高まり、リピート率の向上や新たな顧客の獲得に繋がります。
このプロセスでは、研究開発の段階から製品の実用化に至るまで、材料メーカーとの連携を密に保ち、相互の知見と技術を共有します。
こうした協力体制は、革新的な補修材料の開発だけでなく、新しいサービスモデルの創出にも寄与します。たとえば、環境負荷の低い材料を使用した緑色リペアサービスの提供や、特定の補修ニーズに応じたカスタマイズされたサービスパッケージの開発などが考えられます。
最終的に、材料メーカーとの協力を通じて開発された補修材料とサービスは、リペアリフォーム業界の品質基準を引き上げ、消費者にとっての選択肢を豊かにします。
これは、業界全体の競争力を高め、持続可能な発展への道を開くことに繋がります。一般社団法人リペアリフォーム推進協会は、業界の新たな価値創造と社会への貢献を目指します。
7、情報提供・啓発活動
リペアリフォームに関する情報や知識を広めるためのセミナーやワークショップを開催し、消費者や関係者の理解を深める。
情報提供・啓発活動は、リペアリフォームの重要性と価値を社会に広く伝え、理解を深めるために不可欠です。
この目的を達成するために、一般社団法人リペアリフォーム推進協会は、消費者や業界関係者を対象に、セミナーやワークショップ等を定期的に開催します。
これらのイベントでは、リペアリフォームの基本的な知識から最新の技術、環境への影響、経済的なメリットに至るまで、幅広いテーマが取り上げられます。
技術の研鑽やセミナー、ワークショップ等は、参加者に直接的な学びの機会を提供するだけでなく、質疑応答やグループディスカッションを通じて、参加者同士の経験や見解を共有する場ともなります。
これにより、リペアリフォームに対する認識の向上と共に、業界のネットワーキングの機会を創出します。
さらに、情報提供・啓発活動を通じて、リペアリフォームが持続可能な消費行動としてどのように貢献できるかを浸透させることができます。
これは、廃棄物削減や資源の有効活用といった環境面での利点に加え、経済的な節約や製品寿命の延長といった個人のメリットを強調することで、より多くの人々がリペアリフォームを積極的に選択するきっかけとなります。
一般社団法人リペアリフォーム推進協会は、このような情報提供・啓発活動を積極的に行い、リペアリフォームの社会的な認知度と理解を深めることで、持続可能な社会づくりに貢献していきます。
この取り組みは、リペアリフォーム業界の発展とともに、社会全体の意識改革を促進することにも繋がります。
8、連携・協力体制の構築
関連業界や自治体と連携し、リペアリフォーム業界全体の展に寄与する協力体制を築く。
連携・協力体制の構築は、リペアリフォーム業界の持続可能な発展と拡大に不可欠な戦略です。
一般社団法人リペアリフォーム推進協会は、この目的を達成するために、関連業界や自治体との積極的な連携を図ります。
この取り組みにより、業界全体の利益を促進し、社会全体にリペアリフォームの価値を広めることが可能となります。
具体的には、関連業界との協力によって、技術交流や情報共有のプラットフォームを設け、リペアリフォームに関する最新の知識や技術を業界内で広く共有します。
これにより、技術革新の促進やサービス品質の向上が図られ、消費者にとってより魅力的なリペアリフォームサービスの提供が可能になります。
また、自治体との連携は、リペアリフォームの普及と啓発活動において重要な役割を果たします。
自治体と協力して地域レベルでのリペアリフォーム関連イベントの開催や、地域住民への情報提供活動を実施することで、リペアリフォームの社会的認知度を高め、地域コミュニティの持続可能性への貢献を促進します。
9、環境保護への取り組み
リペアリフォームにおいて環境保護を考慮した施工方法や材料の普及を促進し、持続可能な社会づくりに貢献。
環境保護への取り組みは、リペアリフォーム業界で重要な責務の一つです。
一般社団法人リペアリフォーム推進協会は、この使命を果たすために、環境に優しい施工方法と材料の開発、推進し、持続可能な社会づくりに積極的に貢献します。
この取り組みにより、資源の有効活用を促進し、廃棄物の削減とエネルギー効率の向上を実現することが目標です。
具体的には、再生可能な材料の使用や、環境負荷の低い施工技術の開発と普及に重点を置きます。
また、業界内外のステークホルダーと協力して、環境保護に資する最新のリサーチと技術情報を共有し、リペアリフォームプロジェクトの環境パフォーマンスを最適化します。
このような取り組みは、業界のサステナビリティ基準を高め、消費者に対しても環境に配慮した選択肢を提供します。
さらに、協会では、環境保護意識の高い施工方法や材料選択の重要性に関する啓発活動を実施し、消費者や業界関係者の環境保護への意識向上を図ります。
教育プログラムやワークショップを通じて、リペアリフォームが環境へ与える影響と、個々の選択が大きな差を生むことを強調します。
一般社団法人リペアリフォーム推進協会のこのような環境保護への取り組みは、持続可能な社会づくりに向けた重要なステップであり、リペアリフォーム業界が社会全体の環境保護と資源保全に積極的に貢献することを目指します。
これらの活動は、業界の持続可能性を向上させると同時に、より良い未来への道を築きます。
10、災害対策・復興支援
災害時のリペアリフォームや復興に関する支援活動を行い、被災者の生活再建に助力。
災害対策および復興支援に関しては、現在のところ一般社団法人リペアリフォーム推進協会が積極的に行動を起こすには限界があるため、今後の対応力向上のための体制作りが必要です。
長期的な視点で、災害対策および復興支援は、関連知識と技術の蓄積、人員の育成を図ることも検討する次第です。
一般社団法人リペアリフォーム推進協会は、これらの取り組みを通じて、災害対策および復興支援のための体制作りを進め、将来的にはより積極的に被災地支援ができるようになることを目指します。
体制が整い次第、被災者の生活再建に向けた実質的な貢献を行えるよう努めていきます。
11、国際交流・協力
海外のリペアリフォーム業界と交流し、技術や知識の共有を促進することで、国内外の業界発展に貢献。
国際交流および協力は、リペアリフォーム業界の国際的な発展に寄与する重要な要素です。
一般社団法人リペアリフォーム推進協会では、国内の業務体制が確立し、基盤が整った後に、段階的な取り組みとして国際交流・協力を加速する方針を採っています。
初期段階では、国内での業務フレームワークの強化と効率化を優先し、その上で国際的な視野を拡大していくことが重要であると考えられます。
具体的には、まずは国内のリペアリフォーム業界における資格認定制度の整備、人材育成プログラムの充実、技術革新の推進などの基本的な取り組みを確実に進めることが先決です。
国内基盤の確立を基に段階的に国際交流・協力の範囲を広げることで、リペアリフォーム業界の国際的な発展に貢献し、同時に国内業界の品質向上の促進に繋げます。
一般社団法人リペアリフォーム推進協会は、この計画的かつ段階的なアプローチを通じて、国内外のリペアリフォーム業界の発展に寄与し、持続可能な社会づくりに貢献することを目指しています。
国内の仕組みがしっかりと確立した上での国際交流・協力は、業界全体の成長を加速させる強力な推進力となるでしょう。